Xiaomi Mi 11 Lite 5G の使用感レビュー ~Huawei P30の移行先となるか?~

2021年10月25日

私の愛用しているHuawei P30の先日、ものすごく良い当たり所へダイブしてついに液晶がエライことになった。

Huawei P30はすさまじいカメラの性能と、持ちやすいサイズ、比較的大容量のバッテリーを積んでいてなおかつSIMスロットが2枚という最高のスマートフォンだ。

2019年5月から売られている神機で、どうにも私の求めている機能があるスマホが発売されなくて移行先に困っていた。

私がスマホに求める事は以下だ。

  • カメラの画質
  • そこそこ以上の処理速度
  • SIMスロット2個
  • 4万円以内くらい
  • 出来ればおサイフケータイ

SIMは通話用に楽天モバイル、データ通信用に格安SIMという現代のスマホ契約の最適解を実現するために必要不可欠です。

あとはカメラ性能なんだけど、できれば広角カメラとマクロは高画質で撮影したいし、動画の手振れ補正もなくてはならない。

いろいろ癖の強い要望があってなかなか移行先が見つからず、P30はどんどん古くなっていく恐怖に震えていたある日、液晶がエライことになる事件が発生。

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gとは

前から気になっており、情報は集めていたがどうやらHuaweiがアメリカから制裁をうけて失脚した後Xiaomiが本気をだしてきたようだ。

Mi11Liteという端末はスペック表を見る限り、私のお眼鏡にかなうであろうスマホということで購入しました。

細かいレビューなどはyoutuberなどが解説しているでしょうが、私は忖度なしの使用感をレビュー記事として残したい。

1週間ほど使用しました。

まず、処理能力は使っていてぎりぎりの処理速度です。

たまーにもたつくな?といった程度。全然アリなレベルですがハイエンドから乗り換えるとするとストレスがたまる可能性が大。

液晶のサイズは、6.55インチですがこれが地味にでかくて使いづらい。やはりモニタサイズの最適解は6.1インチだったと実感。

UIの作りこみがあと0.5歩足りない感もありますね。いままでいろいろなメーカーのスマホを使いましたが、レベルは間違えなく高いのですがあとちょっとが、かゆいところへ届かない感じでした。

肝心なカメラ性能

趣味が一眼レフでの撮影な私はある程度目が肥えてしまっているのでスマホでもある程度綺麗に撮影したいのです。

標準カメラの比較

P30の標準カメラ

Mi11 lite 5Gの標準カメラ

頑張って同じ条件で撮影しましたが、ほぼ互角だと思います。

解像度的にはXiaomiが少しだけ上ですが色の味付けが少しくどいようにも思います。

P30マクロ
Xiaomiマクロ

マクロ撮影機能はXiaomiの圧勝。テレマクロが強すぎ。画質も拡大率も圧倒的にXiaomiです。

意外とマクロ使うんですよね。

暗所撮影

P30の標準カメラで常夜灯下で撮影
Mi11lite5Gの標準カメラで常夜灯下で撮影

豆電の下での撮影ですが、これはHuawei P30の圧勝。勝負になりません。

カメラのセンサー性能は明らかにMi11の方がすごい物を積んでいるのですがこの差は何なんでしょう。

どちらも手持ちで撮影なのに全然ぶれていないのはすごいのですが、おそらくHuaweiのソフトウェアの出来が良すぎる問題ですね・・・

子供の寝顔を撮影するのにP30は適しています。

乗り換えできるのか?

暗所性能ではP30の足元にも及ばなかったが、ギリギリ見える明るさで手振れ無しで撮影できるのは凄いと思います。

明るいところでは同等くらいの画質で撮影できますのでこれからもうちょっと使ってみて決めたいと思います。

楽天モバイルは何にも設定しなくてもふつうに使えましたし、性能も問題なくサクサク動作しました。

そしてまさかのおサイフケータイが搭載されているので超便利です。

以上のことから、もうちょっと使い続けて慣れてみようと思います。

ダメなら売却してP30の液晶とバッテリーを交換してさらに使おうかな・・・と思います。

これから検討する方は、間違いなく良い端末なので買って問題ないと思います。

これより金額が出せる方はFindXとかいかがでしょうか。

しかしスマホのカメラはそろそろ限界に感じますね。この先どのようになるか楽しみです。