【ヒッチ サイクルキャリア】ALLEN SPORTS アレンスポーツ XR200 レビュー
私の愛車であるマツダのCX-5はそこそこ大き目の車で、後部座席を倒すことができるので自転車の一台くらいは積載できる。
しかし、外を走るロードバイクを車内に入れるとなんやかんやで汚れるし、荷物や人が乗れなくなるので思い切ってキャリアをつける事に。
屋根の上につけるか、それともヒッチメンバを用いて後ろでけん引するかで悩んだが私はヒッチメンバーを選択。
CX-5は車高も地味に高くて、屋根の上に自転車を乗せるのはちょっと大変そうだ・・・という考えです。
そこでまず初めに装着後の写真を見せます。

車体に取り付けるヒッチメンバと、そのヒッチメンバに取り付けるキャリアの2つ構成されています。
まず初めに車体専用設計のヒッチメメンバを取り付ける必要があるが、これは特殊な工具や車体加工が必要ないので自分でできる。これはありがたい。
ヒッチメンバーの取り付け



マフラーを一部車体から取り外してからその間にヒッチメンバを潜り込ませ、4本のボルトで固定するだけの簡単な仕組みです。微妙に不親切な付属の説明書を見ながらなんとか取り付けができました。工賃0円です。
これで船をけん引したり、トレーラーをけん引したりと夢が広がります。そんな予定はないですが。
ヒッチキャリアの選定
ヒッチキャリアにも何種類とあり、非常に悩ませます。
まず安価で作りがシンプルなハンガータイプ


気を付けなくてはならないのが、3台用は実質2台、5台用は実質3台くらいしか取り付けできません。
友人はこの3台用を購入して使っていますが高速もふつうに走れますしこれといって不具合はありませんでした。トップチューブに固定するので、ブランブランとバイクが揺れるのがちょっと怖いですが・・・今のところなんの支障もないですね。
しかも上で紹介したキャリアはヒッチメンバー取り付け部のガタをなくしてくれる設計になっているので非常に良い商品だと思います。

友人と同じでは面白くない、という癖の強い我が出てしまったので私はもう一つの選択。パレットタイプを選んだ。ただそれだけです。
ヒッチキャリア パレットタイプ
パレットタイプの良いところはハンガータイプよりも固定できるということと、けん引する自転車の対応車種が比較的多めです。ハンガータイプだとトップチューブが上の方にあるスポーツ自転車だけしか吊れないのに対して、パレットタイプではタイヤで固定するので子供用自転車からママチャリ、当然ながらマウンテンバイクも積載できるのだ!
パレットタイプにもさまざまな価格帯の物があるので、お財布と相談しながら決めてほしい。
私が選んだのはよりリーズナブルなものだ。
キャリアだけで10万円を超える物はさすがにないな、とおもい多少不便でもと考えた。


タイトルにもなっている、アレンスポーツのXR200だ。Amazonよりも楽天の方が安価で、さらにポイントまでつくから上記リンクからぜひ購入してほしい。
基本的にロードバイクを2台積載は全然余裕で可能です。必要十分にしっかりと固定してくれます。
とてもオススメです。しかしながら、安価な分不便なことも多いのでそこの紹介をします。
- パレットの折り畳みや引き下げの固定がハンドルではなくピン止め
- 超重量←ヒッチキャリアやほかのパレットタイプもそれなりに重いです。
- ガタ防止機構が付いていない
- 自転車の形状により、2台積載は頭を使う
まず①のピン止めだが、高価なキャリアだとハンドルを握ることでパレットの角度を変えることができるが、アレンの場合はピンを刺して固定しているので「ヨイショッ」って感じです。トランクを開けるときはパレットを下へ角度を変更する必要があるためちょっとめんどくさいと感じる。

②の重量問題。重量測定はしていませんが明らかに15キロ~20キロちょいくらいはあるかと思います。持てない重さではないけど取り付け時や取り外し、倉庫へしまう時に一苦労。ヒルクライムで全身全霊を出し切って帰宅した後は片付けが億劫だぜ。
③ガタ防止機構がない。これは高級キャリアでもどうなっているかわかりませんが、先に紹介したハンガータイプでは同じメーカーなのにガタ防止機構が備わっている。
ガタとは、ヒッチの穴へキャリアの棒を刺した時にちゃんと固定しても少しだけガタガタする。自転車を積載したりして運転すると、ルームミラー越しに見える自転車がガタガタ揺れてみるので精神衛生上よろしくない。
まぁ気にしない人は全然気にしないのだが、気になる人はAmazonで1600円?くらいで売っているガタ防止アイテムを活用する必要があります。



一応これで締めこむと全くガタがなくなるのでオススメです。
④積載の仕方を悩む。
このアレンのパレット、固定方法はタイヤが一か所、フレームが一か所、気持ち程度にタイヤ一か所の計3か所で固定できるので安定感抜群なのだが問題はそのフレーム固定。

真ん中のアームについているベルトで固定するようになっているが、一台固定するともう一台も同じ位置で固定しなくてはならない。ボトルケージがあったり、いろいろで頭を使う。写真ではダウンチューブで固定したが、2台目は自動的にシートチューブでの固定が必要となります。

シートチューブで固定すると2台目は必然的にダウンチューブへ固定。ベルトの高さは自由なので、ちょっと考えれば2台の積載は可能だ。
それでも良いところもあるんです

自転車のジオメトリによってタイヤの幅や間隔が違いますよね。
タイヤの間隔に合わせて伸縮できる優れもの

未使用時はある程度たためるので便利だと感じている、
全体的な写真を撮り忘れましたが、未使用時に車に装着している場合、引き上げることが可能なのでぶつけるリスクは低減できます。しかしつけっぱなしですとトランクがあかなくなりますので未使用な時は取り外した方がよさそうですね。重量もあり燃費が悪くなりますし。

ディープリムでもちゃんと固定できるようになっているので安心してください。
私のは700Cx25C 50mmリムですが余裕です。


ALLEN SPORTS XR200 のレビューでした。
いかがでしょうか?私は安価なキャリアでも満足できました。あまりレビュー記事が見つけられませんでしたので、購入する方の後押しになればと思い書きました。
しかしキャリア自体は車を乗り換えてもヒッチさえついていれば使える一生もののようなものです。
思い切ってスーリーなどのしっかりした物を買うのもアリかと思います。アレンのは今後どうなるかわかりませんしね。
重量からして鉄でできているので塗装が弱いところから錆びる可能性もあるので、使用後は観察も必要かと思います。
しかしキャリアをつける事で荷物や人も乗るようになり、いつもとは違った少し違うコースに行くことが容易になります。私はこのアレンスポーツを購入して大満足でした。
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