【ヒルクライムの聖地の一つ】乗鞍エコーラインへロードバイクで登ろう!

2021年9月21日

長野県近辺に住んでいて、ロードバイクなどの自転車スポーツを始めた人なら一度は目指すであろう"乗鞍エコーライン"について書きます。

私自身、ロードバイクを始めたばかりの時はあんな山へ自転車で登れるわけがない!とおもっていたのだが今ではすっかり乗鞍の虜だ。

近所の山へ日々通い、登れるところを徐々に進めていって体を慣らしていきました。

乗鞍エコーラインとは

県道84号線は、長野県側から乗鞍岳へと通じる山岳路線ですが、特に乗鞍高原から標高の高い路線のことを「エコーライン」(長野県道乗鞍岳線)と呼んでいます。長野県と岐阜県境の「標高2716m」は、日本の公共交通機関車両が到達できる最高地点で、エコーラインは日本一高地を車両で通行できる県道として知られています。三本滝ゲートから上はマイカー規制がされていますが、夏季にはシャトルバスが運行され、乗鞍岳登山や畳平のお花畑鑑賞など、アクティビティの幅がぐんと広がります。

https://norikura.gr.jp/norikura-echo-line/

公式ページにもある通り、観光バス・徒歩・自転車のみ侵入を許された日本一標高の高い県道とされています。

サイクリングコース情報としては、距離は約20km程度で獲得高度は約1200mです。自転車を始めたばかりの初心者ではゴールはちょっと時間かかるかもしれませんが、休みながら、景色を見ながら登るのも楽しみ方の一つです。できるだけ朝早く出て一日使って楽しみましょう!

レース記録でも、早い人でだいたい一時間弱。貧脚の私でも二時間もあればクリアできるので実に手ごろなコースとなっています。

スタート

乗鞍観光センターに車を停めさせていただき、スタートできます。

三本滝ゲートから上の景色。左下にゲートが見える

上記写真は2021/07/25に上ったときの写真です。

整備がきちんとされていて、とても緑が綺麗です。この地点ではまだ気温は30度くらいありますが、風はヒンヤリとして気持ちがいい。心なしか空気も綺麗な気がします。

スキー客も

森林限界くらいまで登り進めると残雪でスキーをしている人たちがいました。専用のバスで上がってきているようです。

ゴール付近の絶景

写真では伝えきれない大絶景がみんなを出迎えます。CGかよ!?ってくらいCGです。現実はCGより奇なりってね。

ここが乗鞍ヒルクライムレースのゴール地点になっているそうです。私も今年から始めて参加するので非常にワクワクしています。

乗鞍ヒルクライムレース2021公式

ゴール地点から畳平駅

何度見ても美しい。達成感がそこらへんの山とは段違いです。

が・・・・ここまでくると気温は7月25日なのに12度しかありません。サイクルジャージなんてほぼ裸のような恰好なので下山用にジャケットが必要なのでお忘れなく。

岐阜県側へ降りる道を乗鞍スカイラインと呼び、疲れた体に鞭を打って少しだけ降りてみます。間違って絶景に見とれて全部降りてしまうと、帰宅するのにもう一本登らないといけなくなるのでお気をつけて。

乗鞍スカイライン
謎のプライベートビーチ!?

本当の大自然です。自転車や登山で来る大量がないよ!という方は観光バスが出ているので是非訪れてください。

おまけ

秋の紅葉を目的に上るのもまた乗鞍の楽しみ方です。

下から上で全然季節が違うので、登るタイミングが難しいですけどね。

去年の10月初旬の写真ですが、上ではもう冬になりかけていたので微妙なタイミングとなっていましたが、中腹では美しい紅葉を見ることができました。

乗鞍エコーラインの斜度はそれほど大変なものではないですが、若干自身のない方はぜひ大き目のスプロケットで挑戦すると景色も楽しめるかと思います!

私の感想ですが、コンパクトクランク34Tでスプロケットは32Tはあった方が楽に進めるかと思います。

自転車で登った後、畳平からの登山も記事にしました。

走行動画も撮影したのでよろしければ。