【自作PCを組むためにパーツの選定をするよ】書くことで冷静になれ

2021年7月30日

家族のPCが謎のエラーが頻発するということで相談を受けた。

たまーに立ち上げの時にOSを読みに行ってくれなくて起動できないというトラブルなのだが、どうやら聞いているとWindows11をいち早く入れてみたいから機材を更新してほしいという意図の方が大きそうでした。

ひとまず【欲しい機能】をまとめます。

  • 有線LAN環境が無いのでWIFI必須
  • デスクトップが好き
  • 基本はYouTube視聴専用機
  • たまに仕事の書類を作成する(OFFICE)
  • Windows11を入れてみたい
  • 比較的安定していること

ヒヤリングしてざっと箇条書きしてみました。

まず、デスクトップでWIFI機能を持たせるにはいろいろ方法があるんだけどノートPCのように初めから備わっているのは稀です。USBに刺すタイプが一番手軽ですが足で蹴とばしたりする可能性があるとの事でNG。

次に中継用のルータを設置して、そこから有線LAN接続という方法だがこちらは私が設定をするのが面倒くさいと理由で却下。若干コストもかかるし、何より自身のPCから手軽に好きなWIFIに接続できないのはちょっとしたデメリットだと感じている。

そこで今回採用しようと思っているのはオンボードタイプです。

TUF GAMING B560M-PLUS WIFI

このマザーはAmazonで現在16,600円ほどと、ちょっとだけ高いですが専用のWIFI、さらにBluetooth接続できる機能が備わっている優れものです。下手なメーカーの後付けを買うよりも相性問題がないハズなので安心。

マザーボードが決まったので次はCPUを探しましょう

そこそこマザーボードでコストがかかっててしまうのでCPUはできるだけコスパの良い物を選びたいので探してみた。

安定感があり、コスパの良いCPU

過去にはRyzenで組んだこともあるが・・・・なんともいえない不安定感。うまく説明できない自分が悔しいですが、なんというか、ドライバーがしょぼい・・・?

ふつうには動くし、コストも安い。性能もインテルよりもかなり良い。でもドライバーが未熟なせいか安定しない場面があったり、ハードが対応していない物があったりとたまーに悪さをする、感じがします。あくまで感じですが。

そこで今回はインテルで絞り、なおかつ個人的に好きなi5シリーズで探しました。

INTEL  i5-10400

上記のリンクはAmazonの物ですが、おそらく探せばもうちょっと安く売っているサイトが見つかると思います。Amazonで買っても2万円までいかないという値段。素晴らしい。

core i5なのに6コア12スレッド動作の化け物。おまけに定格クロックは2.90 GHz(最大4.3 GHz)というひと昔前では想像もできなかったコスパの良さですね。

第10世代と呼ばれるシリーズなのでWindows11にも対応しているハズ。

残りの必需品

今回はケース、グラフィックカードと電源は流用で考えています。電源は状況によっては更新するかもですが。

メモリはDDR3の物がついていましたがマザーが当然非対応。DDR4規格の物を買う必要があります。

自分のPCにはなんやかんやで32GBのメモリを積んでいますが、YouTube視聴やOFFICEを使うくらいではそんなに必要ありません。ただ、少なすぎてもせっかくのスペックが台無しになりますので8GB×2枚で妥当だと思います。

デスクトップPC用 メモリ DDR4 2666 PC4-21300 8GB x 2枚 16GB キット

こちらは適当に選びましたがAmazonで8000円くらいで買えちゃう良コスパのメモリ。必要十分でしょう。さすがにデュアルチャンネル動作にはしてあげたいので2枚ですが、本当は1枚でもいい可能性ありますね。それでもwindows10以降は16GBはないとボトルネックになる可能性大です。

次にOS用HDD/SSDですが今回のトラブルの元凶候補なので更新しちゃいます。

同じSSDでも大きくわけて、ふつうのSATA SSDタイプとM.2 SSDの2タイプあります。

自分のPCならマザーに直結して、配線がいらない上に通信速度が段違いのM.2を選択しますが今回は通常の2.5インチSSDを選択しました。

なぜかと言いますと、HDDもSSDもそうですが初回購入時には別のPCで初期化が必要であります。

ここでPCが一台もない方が自作PCに挑戦しようとすると躓くポイントですね・・・・

俺のPCにつなげて初期化する必要があるということで、接続しやすいSATAにしたって事です。

M.2 SSDがSATAよりも格段に速いとは言え、それは体感できないレベルです。SATAでも十分すぎるくらい高速なのでメンテ性を重視してSATA最高です。

Kingston SSD Q500 480GB 2.5インチ SATA3 TLC

すこし前に吉田製作所さんがヨシダストンと騒いでいたのを思い出しました。6600円くらいと安いので決定。

あとは適当にUSBにインストール用データをぶち込んで準備して終わりですかね。

今回はそこそこ長く使えて、性能も満足できるPCの構成を考えました。

参考までに、あと足りないのはケース、電源、グラフィックボード(ゲームするなら)くらいです。さらにモニター、キーボードとマウスは言うまでもないですね。

順次注文して、また組む時に記事にしようと思います。