RD-R8000 GS にデュラエースのプーリーケージを取り付ける

2021年7月23日

私の愛車である SPECIALIZED Allez SPORT 2019 のコンポは今やフルアルテ状態です。

納車時はなんの変哲もないSHIMANO SORAがついており、当然9速だ。

STIレバーやリアディレイラー、フロントディレイラーをR8000のアルテグラへ交換した場合の感動を味わいたく、少し前に換装してしまいました。体験への渇望は止められなかった。

ソラ⇒アルテグラへの換装についてはまた別の記事で書こうと思う。

今回はそのR8000のリアディレイラーのプーリーケージをR9010デュラエースの物に変えて、晴れてロングケージ民からショートケージ民へと生まれ変わりたかったのです。

SSケージにすると変則レスポンスが格段に上がると聞き、ワクワクが止まりません。

もともとは11-32Tのスプロケットが付いていましたが、カッコつけるためにSSでの限界歯数の11-30Tを装着。

この2T差が今後どう影響していくか・・・・しかし交換したい欲には叶いません。

結果から書きますと、失敗に終わりました。

まずは装着中の写真を見ていただきながら失敗の原因を探りましょう。

RD-R8000 GSにRD-R9010のプーリーケージを装着した写真

いかかでしょうか?パッと見はちゃんと装着ができているように見えます。

R8000プーリーケージと比較

プーリー1個分短くなり、超カッチョ良くなりました。

ところがこれ、チェーンをつなげると思いもよらないトラブルに。

インナートップにした際にカットするコマは3つに対して、アウターローにした場合は1コマしかカットできません。

そう、プーリーケージが必要な分チェーンのたるみを取ってくれないのです。

その謎の答えは自分の考えの浅はかさでした。

GSとSSの違い、それはケージだけではないのです。設計が絶妙に違うのですね・・・

お分かりだろうか・・・・?

赤丸はバネで引っ張るための穴で、左にある+の部品はケージの一番引く位置のストッパーだ。

これが何を意味するのかというとGS本体でSSケージを使用すると、満足にチェーンを引っ張れないということです。

そのほかにはスラント角が違うだとか、いろいろすこしずつ設計が違うみたい。

憧れのデュラエースが取り付けられると思ってときめいていましたが今回のチャリ弄りは失敗に終わりました。

素直にSSリアディレイラーを買えって事ですね。

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